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TW通信Vol:10 進む英語資格・検定試験利用(英語)

進む英語資格・検定試験利用(英語)

2019年11月26日

TW通信Vol:10 進む英語資格・検定試験利用(英語)

成績Apシステム / 教科書ナビ / 写メQ先生ユーザーの塾の皆様こんにちは。TripleWIn齋藤です。
関東地方では、冬の様相です。直営教室のある学区の小学校では早くもインフルエンザで学級閉鎖が出ています。皆様の地域ではいかがでしょうか。
今週のメルマガは私が担当させていただきます。
(最後までお読みいただいて約5分)


高大接続改革の最中,2020年度より大きく変わる「大学入試」。いよいよセンター試験が廃止され「大学入学共通テスト」が導入されますが、11月になり「英語民間外部試験導入の見送り」が取り沙汰されるなど不透明感が漂っています。
そんな中、いま知っておきたい情報と大学入試へ向けての指導のご提案をさせていただきます。

文科大臣の発言のを大まかにまとめます。

  • * 11/1日から受付開始だった「大学入試英語成績提供システム」の導入延期
  • * 新しいシステムは令和6年からの導入を目途とし1年間かけて検討する
  • * 英語の入試を4技能の学力をはかる試験に変えていくことにはかわりがない
  • * また2020年度からの高大接続改革についても規定の方針通りに進めていく

発表後は当然ワイドショーなどを中心に「英語の外部検定試験の導入」をはじめとした2020年の大学入試改革についてさまざまに「情報の垂れ流し」がはじまりました。

そうしたものにいちいち反応しないこと。これが最も大切です。

「外部検定試験の導入が延期されて」も何も変わらないのです。

なぜなら多くの私立大学では「英語の外部検定試験」はとっくに利用されています。そして、今後も利用されることに変わりはありません。

これまで直営校の生徒には英検の2級以上の取得をオススメしてきました。
2級を持っていることで「入試の英語を8割換算や満点」としたりという大学はたくさんあります。 俗に言う、「日東駒専」以上の大学に進学したいなら「英検2級レベル」の外部検定試験の取得は大きなアドバンテージになっています。
そうした意味で今回の延期は「何も変わらない」ということです。

特に現高3生にとってはこの時期での英検の合格はとても大きなものになります。高3生は多くの私大で英語検定試験をはじめとした英語の外部検定試験を入試に全面的に導入しているところがたくさんあリます。

  • * 専修大学 全学部で当日の英語の試験を80点換算
  • * 東海大学 医学部をのぞく全学部で当日の英語の試験を80点換算
  • * 武蔵大学 当日の英語の試験を75%換算
  • * 駒澤大学 当日の英語の試験を75%換算
  • * 明治学院大学  当日の英語の試験を120/150に換算

ちょっとあげただけでもこれだけあります。

もちろん準1級を取得していると、もう一ランク上の中央大や法政大、明治大などでも優遇措置が受けられます。
英検のホームページに取得級と都道府県を選択すると、どんな大学が優遇措置を設けているのかを検索できるサイトがある。そちらで確認をしてみていただきたい。

何度も言いますが「英語の外部検定試験が新制度の中で導入が延期された」とマスコミの報道があった。
あれは「成績提供システム」が導入延期ということで、 多くの私大入試では来春入試も含めて英語の外部検定試験を利用するので、取得していると有利である。

2級は絶対に、さらに上位の大学を目指す生徒は準1級を取得しておきたい。

と言う理由からも小学生、中学生のお子さんも早期より積極的に英検に挑戦し、英検慣れしておくのも大切ですね。